ヤマト運輸とバス会社が連携、北海道で「客貨混載バス」運行開始

ヤマト運輸が根室-釧路間を結ぶ都市間バス「ねむろ号」を活用した客貨混載の本格運行を開始
ヤマト運輸が根室-釧路間を結ぶ都市間バス「ねむろ号」を活用した客貨混載の本格運行を開始全 3 枚

ヤマト運輸、根室交通、くしろバスは、根室~釧路間を結ぶ都市間バス「ねむろ号」を活用した客貨混載の本格運行を開始した。過疎地域における交通・物流インフラの維持が課題となる中、3社は業種を越えて各社の経営資源を活用することで、持続可能な地域社会への貢献を目指す。

客貨混載の仕組みは、ヤマト運輸釧路西営業所に到着した厚岸郡厚岸町行きの荷物を、セールスドライバーがくしろバス本社まで輸送。その後、ねむろ号のトランクルームに荷物を積み込み、根室交通のドライバーが厚岸郡厚岸町まで輸送する。最終的に、ヤマト運輸厚岸営業所とねむろ号の停留所「茶内」でセールスドライバーに荷物を引き渡す流れとなる。

この取り組みにより、自治体は地域住民にとって重要な交通インフラの維持、バス会社は安定的で新たな収入源の確保、ヤマト運輸は安定的な輸送力の確保や配送リードタイム短縮、温室効果ガス排出量削減といったメリットが期待される。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新たな高級車ブランド誕生に熱視線!BMWベースの斬新デザインに「これはカッコいい」
  2. トヨタの新型『RAV4』、SNSでの注目は「GRスポーツ一択」 ファンの気掛かりは…
  3. ホンダ『アコード』に新搭載された「ハンズオフ機能」に驚きの声「米国の話だと思った」
  4. ジープの最小モデル『レネゲード』が2027年にフルチェン! これが市販型デザインだ
  5. スズキ『スイフト』5万6000台リコール…走行中にエンストのおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る