カーステイ(Carstay)は、鈴鹿サーキットで8月開催の「2025 FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」と「SUPER GT」において、キャンピングカー向けの車中泊スポット「Spoon BASE」を設けると発表した。
同スポットは、8月開催の「2025 FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」と「SUPER GT」の際に利用可能となる。観戦席まで最短約20mの立地で、約50台が駐車・車中泊できる。

利用料金は、鈴鹿8耐(3日間)が外部電源設備なしで3万2000円、設備ありで4万円。SUPER GT(2日間)は設備なしで2万5000円、設備ありで3万2000円となっている。24時間利用可能なトイレも完備される。
カーステイのキャンピングカーを予約し、Spoon BASEで車中泊する利用者には、1周5.8kmのサーキットコース・クルージング走行の特典が提供される。
毎年レース開催期間中は近隣の宿泊施設が満室となることから、宿泊施設不足の地域課題解決を目指した取り組みとなる。円安の影響で訪日外国人を含む新たな来場者も見込まれることから、ホンダモビリティランドとカーステイが連携し、キャンピングカー向けに新たに電源設備も設けて有効活用する。

鈴鹿8耐は8月1日から3日まで、SUPER GTは8月23日と24日の開催予定。車中泊スポットの予約販売は、鈴鹿8耐が6月1日から開始。SUPER GTは7月6日から専用サイトで開始される。
カーステイは両レース開催期間中、同社製造のキャンピングカー「SAny.VAN」1台を展示する予定。今回の取り組みは、欧州最大級のモビリティ特化事業を展開する日本企業向けイノベーションハブ「The Drivery Japan」との活動の一環として実現した。