トヨタのインド向けSUVに「ネオドライブ」、48Vマイルドハイブリッド搭載車登場

トヨタ『レジェンダー』の「ネオドライブ」
トヨタ『レジェンダー』の「ネオドライブ」全 2 枚

トヨタ・キルロスカー・モーター(TKM)は、SUVの『フォーチュナー』と『レジェンダー』に48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した新グレード「ネオドライブ」をインドで発表した。

トヨタのインド向けSUV『フォーチュナー』と『レジェンダー』

2009年のデビュー以来、フォーチュナーはプレミアムSUV市場でベンチマークとなる存在として、その大胆なデザインと優れた全地形対応能力で高い評価を得てきた。都市部のアドベンチャーから本格的なオフロード愛好家まで、幅広い層から支持を集めている。

新しいネオドライブ仕様では、トヨタの2.8リットル 4気筒ターボディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた。このシステムは、ベルト一体型スターター・ジェネレーターとリチウムイオンバッテリーを特徴とし、よりスムーズな低速加速、静粛性の向上、効率の改善を実現している。

48V技術の導入により、燃費向上と排出ガス削減を達成しながら、積載能力や耐久性、オフロード性能は維持されている。減速時にはバッテリーが充電され、本来失われるブレーキエネルギーを効率的に回生する仕組みも採用した。

さらに、スマートアイドルストップ機能により、停車時にエンジンを自動停止することで燃費向上と排出ガス削減に貢献する。マルチテレインセレクトシステムは、様々な地形に応じてスロットル応答、ブレーキ、トラクションコントロールを最適化する。

外観面では、フォーチュナーは従来の力強く実用的な魅力を保持する一方、レジェンダーはツートンボディカラー、分割式LEDヘッドランプ、洗練されたフロントマスクにより、よりダイナミックでプレミアムな存在感を演出している。両モデルともツートンレザー内装、ソフトタッチ素材、人間工学に基づいたシートを採用し、長距離移動時の快適性を向上させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  5. BYDの欧州初ワゴン、『SEAL 6 DM-i』発売へ…新PHEVはエンジン併用で1500km走行可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る