BMWの新車が工場内を完全自動運転、独レーゲンスブルク工場に導入

BMWグループが独レーゲンスブルク工場に新車の完全自動運転システム(AFW)を導入
BMWグループが独レーゲンスブルク工場に新車の完全自動運転システム(AFW)を導入全 4 枚

BMWグループは、ドイツ・レーゲンスブルク工場の敷地内において、新車の完全自動運転システム(AFW)を導入したと発表した。2022年からディンゴルフィングとライプツィヒ工場で試験運用していた同技術を、今年初めからレーゲンスブルク工場でも本格稼働させている。

今回の導入で注目すべきは、工場内だけでなく屋外エリアでも自動運転を実現した点だ。完成した新車は運転手なしで製造ラインから積み込みエリアまで、屋外の広いトレーラーヤードを通って自動走行する。

システムには車両搭載センサーではなく、走行ルート沿いに設置された外部センサー技術を使用している。LIDARセンサーが工場環境全体と車両、障害物を捉えてデジタルモデルに変換し、モーション プランニング ソフトウェアがクラウド アーキテクチャを活用してリアルタイムで車両を制御する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る