佐川急便、使用済みユニフォームの資源循環スキーム実証開始…物流業界初

佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアが使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」の試験運用を開始
佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアが使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」の試験運用を開始全 1 枚

佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアの3社は、サステナブルな社会の実現に向けて、使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」のトライアル運用を開始した。

この取り組みは、佐川急便の環境理念に基づく3R活動の長年の取り組みと、ミズノが有する製品設計や広域認定事業者としてのノウハウ、帝人フロンティアが培ってきたポリエステルリサイクルや素材開発の技術力を活用したものだ。後の本格展開に向けた実証段階として位置づけられている。

佐川急便では、ペットボトルを使用した再生ポリエステルを原料とした環境配慮型ユニフォームの導入を進めてきた。また、使用済みユニフォームについても、製鉄所でのリサイクル燃料への活用など、可能な限り廃棄物の削減と資源の有効利用に努めてきた。さらに環境負荷軽減を図るべく、循環型リサイクル素材を使用したユニフォームの検討を進めている。


《森脇稔》

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