佐川急便、使用済みユニフォームの資源循環スキーム実証開始…物流業界初

佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアが使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」の試験運用を開始
佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアが使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」の試験運用を開始全 1 枚

佐川急便、ミズノ、帝人フロンティアの3社は、サステナブルな社会の実現に向けて、使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」のトライアル運用を開始した。

この取り組みは、佐川急便の環境理念に基づく3R活動の長年の取り組みと、ミズノが有する製品設計や広域認定事業者としてのノウハウ、帝人フロンティアが培ってきたポリエステルリサイクルや素材開発の技術力を活用したものだ。後の本格展開に向けた実証段階として位置づけられている。

佐川急便では、ペットボトルを使用した再生ポリエステルを原料とした環境配慮型ユニフォームの導入を進めてきた。また、使用済みユニフォームについても、製鉄所でのリサイクル燃料への活用など、可能な限り廃棄物の削減と資源の有効利用に努めてきた。さらに環境負荷軽減を図るべく、循環型リサイクル素材を使用したユニフォームの検討を進めている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
  2. 「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術
  3. 日産フェアレディZ、「ヘリテージエディション」が米国で登場…1990年代の「300ZX」がモチーフ
  4. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  5. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る