日産『リーフ』次期型に注目!新開発の技術満載に「期待しちゃうなぁ」の声

日産 リーフ 次期型
日産 リーフ 次期型全 5 枚

日産自動車は、6月後半にデビュー予定の次期型『リーフ』を紹介したビデオシリーズ第2弾として、第3世代の技術詳細を公開した。SNSには早速「こう見ると良い感じ」「期待しちゃう」など期待のコメントが集まっている。

次期型リーフは、新型の電動パワートレイン「3-in-1」を初めて採用する。従来3つに分割されていた主要コンポーネントをパッケージ化することで、現行モデルより10%小型化を実現。最大出力は160kW(214hp)、最大トルクは355Nm(261lb-ft)となっている。

新開発パワートレインやサスペンションの改良、遮音性能の改善により、より静かで洗練されたキャビンを実現した。日常走行を想定した速度(50km/h程度)では、現行モデルよりも静粛性を最大2db向上した。

日産『リーフ』次期型に搭載される新型電動パワートレイン「3-in-1」日産『リーフ』次期型に搭載される新型電動パワートレイン「3-in-1」

パワートレインの小型化に伴い、空調ユニット(HVAC)を室内ではなくモータールーム内に配置することで室内空間を向上させ、圧倒的な開放感をもたらすキャビンを実現した。

次期型はリアにマルチリンクサスペンションを採用。これにより車体の横剛性が66%向上し、CMF-EVプラットフォームと高剛性ボディ構造と相まって、俊敏性と乗り心地が大幅に改善される。19インチホイールサイズながら、最小回転半径を0.1m改善し、5.3mを実現。これはラックアシストタイプの電動パワーステアリングシステムの改良によるもので、都市部での車両の取り回しの良さを確かなものにしている。

日産 リーフ 次期型日産 リーフ 次期型

日産テクニカルセンターで開発を主導したチーフ・ビークル・エンジニアの磯部博樹氏は「開発チームの最優先事項は、熱をマネージすることによる効率化とエネルギーの無駄をなくすことだった」と述べている。車載充電器(OBC)が充電中に発した熱を、捨てるのではなくバッテリーを温めるために利用するなどの工夫を施した。これを実現するために、新しい水冷式のバッテリー温調システムを採用している。これにより特に寒冷地での充電性能・回生性能を向上させる。

この熱マネージメントシステムにより、バッテリー性能の効率化を突き詰め、エネルギーを節約することで航続距離の延長を可能にしているという。

日産 リーフ 次期型日産 リーフ 次期型

X(旧Twitter)では、「お!新型リーフ、こう見ると良い感じですな」「なんか、ハードウェア面では期待しちゃうなぁ」など期待の声が多く集まっている。

また、「日産の起死回生になるといいな~!」「やっぱ俺、日産が好きってか嫌いになれないみたい」といった応援のコメントも見られる。他にも、第3世代となることもあり「相当に洗練されていると期待して良いのだろうか」といった声も集まっていた。

《小國陽大》

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