約29万円の激安フロントリフター登場! 2年連続出展の4x4エンジニアリングも注目…WEKFEST Japan 2025

ZEUS SPORT…WEKFEST Japan 2025
ZEUS SPORT…WEKFEST Japan 2025全 56 枚

ハイレベルなカーショーとして注目度が高い『WEKFEST JAPAN 2025』が5月3日にポートメッセ名古屋で開催された。来場者のもうひとつのお目当てであるメーカー&ショップブースも充実していたので、編集部注目のブースをピックアップしてみた。

【画像全56枚】

◆4x4エンジニアリングのランクル250、20インチの鍛造ホイール「ブラッドレー フォージド 匠」で差をつける

会場を見渡してもSUV系のエントリー車はまだまだ数少ないものの、逆にセダンなどに乗るユーザーにSUVをベースにしたカスタマイズの魅力を知ってもらいたいという意図からブースを出展しているのが「4×4エンジニアリングサービス」だ。展示したのはトヨタランドクルーザー250』『ランドクルーザー70』の2台。特にランクル250のホイールまわりのコーディネートが最大のトピックとなった。

装着されているのはオフロードシーンでは不動の人気を誇る大定番ホイールであるブラッドレーシリーズの鍛造フラッグシップホイールである「ブラッドレー フォージド 匠」。その20インチモデルをランクル250に履きこなして展示した。

サイズは9.0J、IN18(6H-139.7)のスペックでノーマルフェンダーでは収まりきらないため4x4エンジニアリングのオリジナル 35mmオーバーフェンダーを装着して収める(ノーマルフェンダーサイズのIN52も用意がある)。

マットブロンズ/マットブラックの2カラーを両サイドに履き分けて、それぞれのイメージをアピール、さらにセンターキャップの有無によるイメージの違いも両サイドで表現した。無骨でオフロードイメージ満載なブラッドレーVに対して、ブラッドレー フォージド 匠は街乗りでもスマートに履きこなせるテイスト。オーバーランド仕様から街乗りSUVまでをカバーするホイールとなった。

◆USなグラフィティがクール!ストリートライバルのパンデムS13が熱い

Tシャツなどのアパレルをメインに展示したのはストリートライバル。ラスベガスを本拠地とするUSブランドであるストリートライバルは、パンデムの公式コラボブランドとしても知られる存在。SEMA SHOWなどで両ブランドがコラボして車両を出展することもあるほどの関係性を持つ。アパレルをはじめイベントや飲食などのプロデュースも含めて幅広いカテゴリーで活躍するブランドだ。

当日のブースではパンデムのボディキットを纏った車両をプリントしたTシャツを販売するなど、カスタムカー好きには見逃せないブースとなった。また展示されていた日産『シルビア』(S13)パンデムのボディキットを装備した車両。

パンデムのボディキットには塗り分け前提のプレスラインが入っているが、ブランドデモカーがシルバー/オレンジの塗り分けだったのに対して、この車両はシルバー/ブルーでオリジナリティを追求した。ブルーにはフェアレディZ(RZ34)のセイランブルーをチョイス。タイヤはトーヨータイヤ「プロクセスR888R」(F=255/35R18、R=265/35R18)にワーク・マイスターL1を組合せて履きこなす。ブランドイメージそのままに、パンデムのボディキットがクールな1台であった。

◆リフター革命! 30万円切りで手に入るハイドロリフター「GEOID」に大注目

注目の足まわりパーツを展示したのが「ZEUS SPORT」だ。それがハイブリッドリフトシステム・GEOID(ジオイド)と呼ばれる新製品。既存の車高調に対して円筒形のユニットを組み合わせることで、25mm~45mmの車高アップが可能になるユニットだ(1ポンプで2輪を上下する)。

車高調を取り付けたままワンタッチで車高の上下が可能になるユニットは、ID65のバネを使っている車高調ならほとんどのモデルに適合する汎用性の高さも魅力。作動にはハイドロを利用しているので動きもスピーディで4~6秒で車高を変化させられるのも実用的。ローダウン車でフロントの路面へのヒットが心配のユーザーはこれをセットすれば行動範囲がグッと広がるだろう。

走れるローシルエットに加えて車高調のコントロールを手もとで行いたいというユーザーには絶好のモデルとなった。また同ブースにはカーボンローター(R8用)もデビュー、純正ローターと比べた際の劇的な軽さは足まわりカスタムする上では見逃せないアイテムとなる。他車種用のカーボンローターもオーダー受注をはじめているとのことで愛車への投入を考えても良いだろう。

《土田康弘》

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