ジェイテクト、静圧スラスト軸受技術で愛知発明賞…ハイブリッドやPHEVの燃費改善

受賞技術搭載機種 CBNカムシャフト研削盤 GC20Mi
受賞技術搭載機種 CBNカムシャフト研削盤 GC20Mi全 3 枚

ジェイテクトは、愛知県発明協会主催の「令和7年度愛知発明表彰」において、愛知発明賞を受賞したと発表した。

受賞技術は、エンジンの重要機能部品であるカムシャフトを理想的な形状に研削加工するための発明技術。カーボンニュートラル達成が進められる中、HEVやPHEVなどのモビリティの需要は今後も伸びていくとされており、その継続的な性能向上や低燃費化が求められている。

本発明は、凹形状のカムシャフトの最適な加工を実現し、自動車に搭載されるエンジンの高効率・低燃費化実現に貢献した。

開発背景として、ジェイテクトは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションに基づき、2030年までに目指す姿としてJTEKT Group 2030 Vision「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を掲げている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る