レクサスのV8セダンに「クライマックスエディション」登場、SNSでは「実質IS Fでは?」など話題に

レクサス IS500 クライマックスエディション
レクサス IS500 クライマックスエディション全 11 枚

レクサスは19日、V8エンジンを搭載するスポーツセダン『IS500』に、特別仕様車「クライマックスエディション」を設定し、発売した。限定500台で価格は950万円。SNSでは「実質IS Fでは?」「500台限定すぐ無くなりそう」など盛り上がっている。

ISは1999年に初代が登場。コンパクトFRスポーツセダンとして「クルマを操る楽しさ」を追求してきた。四半世紀にわたり約40の国と地域で累計約130万台を販売してきた。

「クライマックスエディション」は、「V型8気筒エンジンの圧倒的なパワーと一段上の走行性能を求めるお客様の期待に応えたい」という思いから、足回りの強化、徹底した軽量化、そして内外装の特別なコーディネートが施された。

レクサス IS500 クライマックスエディションレクサス IS500 クライマックスエディション

ブレーキにはブレンボ製のフロント対向6ポッドアルミ製キャリパーとΦ380mmピラーフィン式ベンチレーテッドディスクブレーキを採用し、高い制動性能と耐フェード性能を確保。レッド塗装されたキャリパーがスポーティな印象を際立たせている。さらに、軽量化と高剛性を両立したBBS製19インチ鍛造アルミホイールをマットブラックで統一。ボディカラーには新設定のニュートリノグレーメタリックを採用し、硬質なライトグレーがIS500の持つ力強さをさらに強調している。

エクステリアは「クライマックスエディション」用のボディカラーとしてニュートリノグレーを新設定。硬質なライトグレーにメタリックを加えることでスポーティな世界観を強調した。

レクサス IS500 クライマックスエディションレクサス IS500 クライマックスエディション

インテリアは、ブラックとフレアレッドを基調としたウルトラスエード&L texのシート表皮や、ディンプル本革加工を施したステアリングホイール、シフトノブを採用。エクステリアと連動した赤色を取り入れたトータルコーディネートにより、IS500の力強く精悍なスタイリングにアクセントを加えている。また、アナログクロックは立体構造の文字盤を複数層で塗装、レーザーで赤色を削り出す緻密な加工を施すなど、所有感を高める細部にもこだわった。

X(旧Twitter)では、「この価格でRC Fのパワーユニットを得られて実用的なので良いね」「足回り強化したIS500なんて実質IS Fでは?」足回りの強化まで施された今回のIS500は、かつてのIS Fを想起させる仕上がりとも言えよう。

レクサス IS500 クライマックスエディションレクサス IS500 クライマックスエディション

「500台限定すぐ無くなりそう」「ファースト→クライマックスからのファイナルもある?」「ファイナルエディション出るんじゃね?さらに少数限定で」限定500台という数字からして、即完売はほぼ確実だろう。一方で、この流れを見ると“本当の最後”としてさらに台数を絞ったファイナルエディションが後に控えている可能性も否めない。

また、「5LV8なんてそろそろ限界か…」「改めて新車でV8 NA買えるのは貴重だよな…」など、排ガス規制や電動化の潮流を踏まえると大排気量スポーツセダンを新車で購入できる最後のチャンスとなるかもしれず、プレミア化の可能性もある。

《宗像達哉》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る