完全オーダーメイドで約5000万円から、キャデラックの最高級セダンが米国で納車開始

キャデラック・セレスティックの量産第1号車
キャデラック・セレスティックの量産第1号車全 4 枚

キャデラックは、最上位EVセダンの『セレスティック』の量産第1号車を米国の顧客に納車したと発表した。セレスティックは完全オーダーメイドの電気セダンで、顧客の個別仕様に合わせて手作りで製造される。納車式はGMグローバル技術センターで行われ、顧客は「キャデラック ハウス アット ヴァンダービルト」で車両デザインをカスタマイズできる。

セレスティックはキャデラックの新たな超高級車時代を象徴する車両だ。各車両は最高レベルの技術、性能、洗練性、革新性を体現している。顧客は専任コンシェルジュやキャデラックデザイナーのサポートを受けながら、自分の好みに合わせた完全にユニークなセレスティックを作り上げることができる。

キャデラック・セレスティックキャデラック・セレスティック

技術面では「アイソレーテッド プレシジョン」という設計思想のもと開発された。全電動のセレスティックは655hpのパワー、646lb-ftのトルクを発生し、0-96km/h加速は3.7秒を実現する。バッテリー航続距離は303マイル(約488km)で、市街地から高速道路まで快適な走行を実現する。

価格は顧客のカスタマイズレベルによって決まり、30万ドル(約4330万円)台半ばからとなる。全車両はミシガン州ウォーレンのGMキャンパス内に新設されたアルチザンセンターで組み立てられる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る