コンチネンタルは、コンチテック事業部門の売却を決定したと発表した。同社の取締役会が事業部門の独立に向けた取引選択肢を分析・評価した結果、この決定に至った。
売却は監査役会の承認を条件として2026年に実施される予定で、今年後半に計画されているコンチテックの純正機器ソリューション(OESL)事業の売却後に行われる。
コンチネンタルは今年9月に予定されている自動車事業部門のスピンオフに続き、コンチテック売却により純粋なタイヤメーカーへの転換を目指している。同社は株主への配当比率を従来の純利益の20-40%から40-60%に引き上げる方針も発表した。