トヨタ不動産、トヨタ自動車、トヨタアルバルク東京は1日、協働で推進する「TOYOTA ARENA TOKYO」の竣工式を執り行ったと発表した。
同アリーナは東京都江東区青海に建設された多目的次世代アリーナで、収容客数は約1万人。10月3日に開業予定で、開業日にはB.LEAGUE 2025-2026シーズンのアルバルク東京ホームゲーム開幕戦が開催される。

開業後はトヨタアルバルク東京が運営を担い、B.LEAGUEに所属する「アルバルク東京」のホームアリーナとして使用する他、スポーツを中心とした様々なイベントに対応可能な多目的アリーナを目指す。
同施設は環境性能にも配慮しており、国内アリーナ初となる国際的な環境認証LEED認証を取得予定(目標は「ゴールド」)。また、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく評価では、国内アリーナで最高評価(BEI値:0.45)を得るとともに、「ZEB Ready」認証を取得している。

敷地面積は約2万6446平方m、延床面積は約3万8039平方mで、地上6階・地下1階建て。土地所有はトヨタ自動車、建物所有はトヨタ不動産、運営はトヨタアルバルク東京が担当し、設計・施工は鹿島建設が手がけた。
トヨタは「可能性にかけていこう」をテーマに、スポーツ、モビリティ、サステナビリティといった領域を中心に、多様な可能性が集積し、その可能性が解き放たれる場所となることを目指す、としている。