米国のカルマ・オートモーティブは、電動スーパークーペ『カヴェヤ』を7月10日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025」で欧州初公開する。
開発プロトタイプは、フェスティバルの名物である全長1.16マイル(約1.87km)のヒルクライムに1日2回参加するほか、スーパーカー・パドックにも展示される予定だ。
欧州初公開後は、拡大するディーラーネットワークを巡る欧州ツアーを実施し、見込み客や既に予約金を支払った顧客、選ばれたメディアを訪問する。

カヴェヤは、カーボンファイバーボディとバタフライドアを備え、最大1000hpの純電気パワーを誇るスーパーカーだ。ステルス戦闘機を思わせるオーラを放つこのモデルは、カルマ・オートモーティブのラインナップの頂点に位置し、世界有数のテクノロジー企業と提携して開発されたソフトウェア定義型車両アーキテクチャ(SDVA)を基盤としている。
生産は2027年に開始される予定で、価格は35万ユーロ(約5600万円)からと見込まれている。