WHILLの近距離モビリティ活用、日野エンジニアリングが「福利厚生パッケージ」導入

WHILLの近距離モビリティ活用、日野エンジニアリングが「福利厚生パッケージ」導入
WHILLの近距離モビリティ活用、日野エンジニアリングが「福利厚生パッケージ」導入全 3 枚

WHILLは、従業員および役員とその家族の健康維持と介護・仕事の両立を支援する企業向け「WHILL福利厚生パッケージ」を日野エンジニアリングが導入したと発表した。

日本は超高齢化社会に突入し、介護離職などの課題が顕在化している。国内の65歳以上人口は全体の3割に迫り、2024年の要介護要支援認定者数は前年比21.7%増の約723万5000人に達する見込みだ。介護の担い手不足に加え、2人に1人以上が仕事をしながら親や家族の介護に携わっており、介護を理由に離職する人も増加している。

こうした状況を踏まえ、2025年4月には育児・介護休業法が改正され、働く世代が仕事とケアを両立しやすくなるよう法整備が進められている。企業には介護離職対策や多様な働き方の推進、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の促進が求められている。

日野エンジニアリングでは育児・介護と仕事の両立を支援し、障害者や一時的な怪我のある従業員も働きやすい環境づくりを進めている。オフィス内にはWHILLの近距離モビリティを配備し、アクセシビリティの向上を図っている。今回の福利厚生パッケージ導入により、従業員とその家族が負担少なくWHILLを利用できる体制を整えた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. 【日産 リーフ 新型】「公道で無敵」の加速力!? アリアにも負けない上質な走りを実現した「純国産の力」
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る