日野自動車は6月26日、バス2401台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
リコール対象は『ポンチョ』と『セレガ』の2車種18型式。製作期間は2012年7月11日から2024年12月13日までの車両となる。さらに交換修理用部品として出荷し、組み付けられた車両が特定できないものが125個ある。
不具合の内容は後写鏡の設計寸法が不適切なことが原因。具体的には左側後写鏡の鏡面曲率半径が小さいものがあり、室内後写鏡(凸面鏡)の鏡面幅が小さいものがある。
このため、ワンマンバスの構造要件に適合しないおそれがあることが判明した。改善措置として、全車両の当該後写鏡を対策品に交換する。
不具合の発見動機は社内情報による。これまでに事故の報告はない。