ローソンの駐車場で車中泊できる、千葉県の6店舗で実証実験

ローソン店舗駐車場での車中泊利用イメージ
ローソン店舗駐車場での車中泊利用イメージ全 2 枚

コンビニエンスストア「ローソン」の駐車場で、車中泊ができるようになる。日本RV協会(JRVA)は、ローソン及びグローリーと連携し、実証実験を開始すると発表した。

コンビニエンスストアは夜間も駐車場が開放され、24時間トイレや飲食物の購入が可能であり、有人店舗であるため利用者の安心につながる。さらに、普段の買い物で利用する身近な存在であることから、車中泊初心者にも気軽に利用できる施設と位置付けている。

実証実験は2025年7月14日から2026年6月30日までの約1年間、千葉県内のローソン6店舗の駐車場で行われる。対象店舗は一宮東浪見店、御宿新町店、天津小湊店、富浦インター店、南房総岩井海岸店、富津湊店の6か所だ。予約受付は7月8日から専用サイト「RV-Park.jp」で開始される。

日本RV協会の調査によると、国内のキャンピングカー保有台数は2005年の調査開始以来増加を続け、2016年に10万台を突破、2024年には16万5千台に達している。キャンピングカー需要の増加に伴い、車中泊施設「RVパーク」の数も2021年以降急増し、2022年以降は年間約100件の新設が続いている。

これにより、交通機関ではアクセスが難しい地方の観光資源も気軽に楽しめる環境が整いつつある。今回の実証実験を通じて、より多くの人にRVパークの利用を促進し、車中泊の魅力を広げる狙いだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る