佐川急便など、第26回物流環境大賞で6部門受賞…モーダルシフトでCO2最大83%削減

SGホールディングスグループが第26回物流環境大賞で6つの賞を受賞
SGホールディングスグループが第26回物流環境大賞で6つの賞を受賞全 2 枚

SGホールディングスグループの佐川急便、佐川グローバルロジスティクス、ヒューテックノオリンは、第26回物流環境大賞で6つの賞を受賞した。受賞内容は「サステナブル活動賞」1件、「先進技術賞」1件、「日本物流記者会賞」1件、「奨励賞」3件となっている。

ヒューテックノオリンは「サステナブル活動賞」を受賞した。関東と福岡間の冷凍食品輸送において、鉄道へのモーダルシフトを実施。往復便で異なる2社の荷主からの貨物をマッチングし、積載率を高めることで輸送効率とCO2排出量削減を実現した。年間でCO2排出量を83%削減する効果を上げている。

佐川急便は「先進技術賞」を受賞した。山梨県小菅村と丹波山村での条件不利地域における物流課題解決に取り組んだ。ドライバー不足や労働時間短縮などの課題に対し、共同輸配送スキームを構築。さらにドローンを活用した買い物代行やフードデリバリーサービスも展開し、地域住民の利便性向上を図った。この取り組みによりCO2排出量を約29%削減している。


《森脇稔》

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