世界で最も権威あるデザインコンペティションの一つ「2025年レッドドット・デザイン賞」において、ランボルギーニの現行ラインアップの全3モデルが受賞を果たした。
最高位の「レッドドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト」賞は、同社初のハイブリッドスーパースポーツカー『レヴエルト』がプロダクトデザイン部門で獲得した。レヴエルトは1015hpを発揮し、新開発のV12エンジンと3つの電気モーターを組み合わせた革新的なパワートレインを搭載している。

同じくプロダクトデザイン部門では、920hpのツインターボV8ハイブリッドエンジンを搭載する『テメラリオ』も受賞した。このエンジンはサンタガタ・ボロネーゼで一から設計され、スーパースポーツカー用量産エンジンとして初めて1万回転に到達する能力を持つ。
さらに、プラグインハイブリッド仕様の『ウルス SE』も同賞を受賞し、3冠を達成した。ウルス SEは800hpのハイブリッドパワートレインを搭載し、スーパーSUVセグメントで独自のポジションを確立している。

ランボルギーニにとってデザインは常にブランド戦略の要であり、世界中の顧客が同社の車を購入する主な理由の一つとなっている。デザイン部門「チェントロ・スティーレ」が設立から20年を経て、今もブランドの創造的ビジョンを牽引している。
今回の受賞により、ランボルギーニは伝統と革新を融合させ、感情を揺さぶるだけでなく業界の新たなベンチマークを設定する車を創造する自動車デザインの先駆者としての地位を確固たるものにしている。
レッドドット・デザイン賞は約70年の歴史を持つ世界で最も権威あるデザインコンペティションの一つで、授賞式は7月8日にドイツ・エッセンのアールト劇場で開催される予定だ。