ブリヂストンが、乗用車用プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1(ブリザック ダブルゼットワン)」を新発売。販売開始は9月より。
ブリザックWZ-1は、「新たなプレミアム」と位置付ける商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を乗用車用スタッドレスタイヤで初めて搭載。ブリザック史上「断トツ」のICEコントロール性に加え、あらゆる路面で高いパフォーマンスを実現し、サステナビリティへも貢献する冬用タイヤとなっている。

氷上性能では、新トレッドパターンに新技術「L字タンクサイプ」を採用し、氷上で接地面への水の侵入を抑制。さらに、独自技術「発泡ゴム」に業界初の新技術「親水性向上ポリマー」を配合した「Wコンタクト発泡ゴム」を搭載した。
これにより、従来品「ブリザックVRX3」対比で氷上でのブレーキ制動距離を11%短縮し、氷上旋回時のラップタイムは4%短縮を実現。さらに氷上での車両挙動の安定性も向上している。
あらゆる路面での性能向上では、「REGNO GR-XIII」シリーズに搭載されているケースライン最適化技術をブリザック用にカスタマイズした「WZ Motionライン」を適用。圧雪からシャーベットまで幅広い路面に対応するとともに、ウェットブレーキ性能を向上し、ドライ路面での高い静粛性・乗り心地を提供する。

サステナビリティ面では、ゴムの柔らかさを持続させる「ロングステイブルポリマー」を使いこなすことで、4年使用後でも従来品の新品時を超えるゴムの性能を維持。タイヤを長く安全に使用できることでサステナビリティに貢献する。
ブリザックWZ-1は13インチから22インチまで10サイズ・全119アイテムで販売され、税込み価格は1万3970円~14万8500円。ブリヂストンのWebサイトでは、レーシングドライバー佐藤琢磨選手がブリザックWZ-1を体感し、その価値を伝える映像も公開している。