トヨタ『カローラアクシオ』などリコール…シートカバーの耐燃性が不足

改善箇所
改善箇所全 5 枚

トヨタ自動車は7月16日、『カローラアクシオ』と『カローラフィールダー』のシートカバーについて、表皮に使われている素材が充分な耐燃性を持っていなかったとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2024年9月~2025年3月に製造されたカローラアクシオとカローラフィールダーの1万2553台及び、当該シートカバーが交換修理用部品として出荷され、取り付けられたカローラアクシオ1台。また、交換修理用部品として出荷され、組付けられた車両が特定できていないシートクッションが20個ある。

シートカバー表皮に使われている素材の加工方法が不適切だったため、燃焼試験時に保安基準に定められているよりも早く延焼が進むという。

これに対しトヨタ自動車は、対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両のシートカバーを対策品へと交換する。

これまでにこの件に係る不具合や事故は報告されていない。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  4. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る