メルセデスベンツ、自動運転の開発に顧客の車両データ活用へ

メルセデスベンツが自動運転の開発に顧客の車両データ活用(イメージ)
メルセデスベンツが自動運転の開発に顧客の車両データ活用(イメージ)全 1 枚

メルセデスベンツは、先進運転支援システムと自動運転機能のさらなる開発に向け、7月末から顧客車両のセンサーや映像データを活用すると発表した。

この取り組みは、多様な道路利用者や非典型的な交通状況をシステムがより正確に認識できるようにすることを目的としている。これにより、全ての人の道路安全を高め、2050年までに欧州連合(EU)域内での交通事故死者数をゼロにする目標「ビジョン・ゼロ」の達成に貢献する。

データ収集は、車両所有者の同意を得た場合にのみ実施され、同社はデータ利用や処理の手順について透明性のある情報を提供するとしている。

交通環境の複雑化は、車両の支援・自動化機能に高い要求を突きつけている。システムをより現実的に訓練するほど、日常における安全性と信頼性は向上する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  4. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る