パテント・リザルトは7月23日、機械業界を対象とした「機械業界 他社牽制力ランキング2024」を発表した。このランキングは、2024年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計したものである。
集計の結果、2024年に最も引用された企業は1位が三菱重工業、2位がダイキン工業、3位が豊田自動織機となった。
1位の三菱重工業で最も引用された特許は「電気自動車ユーザーにインセンティブを与えて利用を促進するサービス管理システム」に関する技術で、日本総合研究所など計5件の審査過程で引用されている。また「災害現場の状況を迅速かつ広く把握する災害活動支援システム」に関する技術も、トヨタ自動車など計4件の拒絶理由として引用された。