注目モデルをチェック! イスラエル発「モレル」の場合[サウンドユニット・選択のキモ…サブウーファー編]

モレル・ウルティモ SC
モレル・ウルティモ SC全 3 枚

音楽好きなドライバーなら、カーオーディオシステムのアップグレードに少なからず興味を持っているはずだ。それを実行に移そうとするとき、問題となるのは「何を選ぶか」だ。当連載では、そのポイントを解説している。現在は、「サブウーファー」の選択法を説明している。

【画像全3枚】

◆スピーカーに強みを発揮する「モレル」は、「単体サブウーファー」も豊富に展開!

さて、前回からは「単体サブウーファー」の注目モデルを紹介している。今回は、イスラエルに本拠を置く世界的なスピーカーブランド、「モレル」のモデルにフォーカスする。

モレルは近年、カー用の外部パワーアンプもリリースしたが、スピーカーに強みを発揮するブランドだ。カー用のみならずホーム用のモデルも含めてスーパーハイエンドモデルからエントリー機までを幅広く持ち、さまざまなユーザーのニーズに応えてみせている。

特にカー用のスピーカーは、グレード設定がきめ細かい。トップエンドラインとなる『スプリーモ』を頂点として、エントリーグレードの『マキシモ ウルトラ』まで選択肢を多彩に示す。

なお前回取り上げた「フォーカル」は、スピーカーの各ラインごとで単体サブウーファーもラインナップしていたわけだが、モレルは単体サブウーファーをフロント用のスピーカーとは別系統にて展開している。

◆単体サブウーファーは5ライン展開。最上位は『ウルティモプロ&チタニウム』!

では、モレルの単体サブウーファーの陣容を紹介していこう。なおモレルのカー用の製品はざっくり3つのカテゴリーに分けられている。上から、『レゾリューション』、『リファレンス』、『パフォーマンス』、これらだ。で、フロント用のスピーカーはそれぞれのカテゴリー内で複数ライン設定されているのだが、単体サブウーファーはそれに比べて製品展開はやや少ない。レゾリューション内には1つ、リファレンスとパフォーマンス内には2ラインずつの設定となっている。

では具体的に見ていこう。まず単体サブウーファーのトップエンドラインとして、『ウルティモ プロ』&『ウルティモ チタニウム』が用意されている。なおプロの方は20cm、25cm、30cmの3サイズ展開となっていて、チタニウムの方はサイズ展開は20cmの1種のみだ(インピーダンス違いが2つある<4Ωと2Ω>)。ちなみに、プロの方はボイスコイルが“ダブル”で『チタニウム』の方は“シングル”だ。

◆ミドルグレードカテゴリーでは、薄型モデルもサイズ違いで2機種用意!

ところでウルティモ プロは、今年になって発売された新作だ。で、昨年まではウルティモ チタニウムにも25cmモデルと30cmモデルとがあった。つまりプロはチタニウムの進化版だ(チタニウムは20cmモデルを残すのみ)。で、モデルチェンジされてボイスコイルタイプが変更されたというわけだ。

続いてリファレンスカテゴリー内には、薄型の『ウルティモ パワー スリム』と、通常タイプの『ウルティモ SCX』&『チタニウム SC & SC』とがある。パワー スリムの方は口径違いで2モデルあり、SCXとチタニウム SCもサイズ違いで2機種ずつ用意され、SCは30cmの1サイズ展開でインピーダンス違いで2機種ある。ウルティモ SCXは2025年に初登場した新作だ。

そしてパフォーマンスカテゴリーに『プリモ』が25cmモデルと30cmの2機種展開にてラインナップし、そして今年になりもう1ライン『キネティック サブウーファー』も新たに加えられている(サイズ違いで3機種用意)。

今回は以上だ。次回もサブウーファーの注目モデル紹介を継続する。お楽しみに。

《太田祥三》

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