「トランプ関税」どこ吹く風、トヨタ上半期販売台数、6年連続世界一[新聞ウォッチ]

トヨタ カムリ
トヨタ カムリ全 2 枚

年初から「トランプ関税」に振り回されている世界の自動車メーカーだが、トヨタ自動車が発表した2025年1~6月の世界販売台数は、前年同期比5.5%増の515万9282台と4年ぶりに過去最高を更新。トヨタ傘下のダイハツ工業と日野自動車を含めると同7.4%増の554万4880台だったという。

トヨタの販売を牽引した『カムリ』と『シエナ』

きょうの読売などが「トヨタ6年連続世界一、上半期販売台数、7.4%増 最高更新」などと報じているが、独フォルクスワーゲン(VW)の440万5300台を超え、6年連続で世界首位を堅持したそうだ。

北米ではセダンの『カムリ』やミニバンの『シエナ』のハイブリッド車(HV)が好調のほか、トランプ米政権の関税政策に伴う新車価格の引き上げを警戒した駆け込み需要も寄与したとみられる。さらに、中国の電気自動車(EV)なども好調で、認証問題で落ち込んだ前年からの回復も寄与して世界生産台数も2年ぶりに過去最高を更新したという。

一方、トヨタグループ以外の国内自動車大手では、4~6月期の純利益が1157億円の赤字となり、販売不振が続く日産自動車の上半期(1~6月)の世界販売は、前年同期比5.7%減の161万3797台。スズキも2.3%減の163万1595台と5年ぶりに前年を下回ったが、ホンダの178万3860台(5.1%減)には及ばなかったものの、日産を抜いて日本メーカーとして3位に浮上したという。

2025年7月31日付

●日産最終赤字1157億円、4~6月期、メキシコ工場削減発表(読売・1面)

●ガソリン税暫定税率年内廃止へ、与野党合意できるだけ早い時期(読売・2面)

●苦境日産「技術の象徴」有名無実化、追浜閉鎖「リストラは現場」 (読売・9面)

●川重裏金海自93人を処分、防衛省組織の構造的な問題(朝日・1面)

●部品供給が止まり、トヨタ8工場停止、津波従業員避難・店休業も(朝日・7面)

●トヨタ・日産EV中国市場で快走、現地技術使い迅速・低コスト開発、情報流出防ぐ(産経・8面)

●日産、スズキ下回り4位、世界販売上半期、トヨタ最多更新首位 (産経・8面)

●「米国軽視」が招いた苦境、ステランティス、赤字4000億円、1~6月新モデル遅れ(日経・15面)

●ローム株取得5%弱に、デンソー、パワー半導体、連携視野 (日経・15面)

●メルセデス69%減益、中国苦戦(日経・15面)

《福田俊之》

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