アキュラ初のEV『ZDX』、米環境保護団体に75台寄贈…充電インフラも支援

アキュラがEV『ZDX』75台を米環境保護団体ネイチャー・コンサーバンシーに寄贈
アキュラがEV『ZDX』75台を米環境保護団体ネイチャー・コンサーバンシーに寄贈全 3 枚

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは、米国の環境保護団体のネイチャー・コンサーバンシー(TNC)に対し、電動SUV『ZDX』75台を寄贈すると発表した。

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ZDXは2025年にアメリカで最も売れているプレミアム電気自動車の一つで、今回の寄贈はアキュラ史上最大規模の車両提供となる。この取り組みは、TNGの重要な環境保護活動を支援し、同団体のクリーンで低排出ガスの車両への移行目標を後押しするものだ。

車両寄贈に加えて、アキュラを含むホンダファミリーは、ZDX車両の充電インフラと運用をサポートするため100万ドルを拠出する。これにより、TNGの運用時排出ガス削減目標と地球保護への取り組みを強化する。

ZDXは全国のアキュラディーラーを通じて配送され、各地のTNGチームが現地調査や地域コミュニティとの連携、遠隔地や農村部での環境保護活動を行う際に活用される。

ホンダとTNGの協力関係は30年以上前にオハイオ州支部との連携から始まった。2023年にはホンダとホンダUSA財団が10州のTNGプログラムに62万5000ドルを拠出し、2020年にはオハイオ州でビッグダービークリークの源流保護のため90エーカーの土地を寄贈している。

これまでホンダは、中西部で最も生物多様性に富む水系の一つであるビッグダービークリークの源流保護に100万ドル以上を投資してきた。

アキュラZDXは同ブランド初の完全電気自動車で、EPA認定航続距離は313マイルとなっている。

《森脇稔》

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