NTT、レベル4自動運転バス実証へ…緊急車両接近時の安全停止システム検証

Navya Mobility社製「EVO」とティアフォー製「Minibus」
Navya Mobility社製「EVO」とティアフォー製「Minibus」全 1 枚

NTT西日本、NTTビジネスソリューションズ(NTT BS)、マクニカの3社が、総務省「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」に採択され、高知市で自動運転バスの実証実験を開始すると発表した。

実証実験では、レベル4自動運転の技術的課題の「緊急車両接近時の安全な一時停止・再発進」の仕組みを検証する。高知赤十字病院と北消防署が隣接し、緊急車両の通行が非常に多いJR高知駅より南1kmのエリアを実証地域として選定した。

具体的には、緊急車両の位置情報や車線情報を把握する位置把握システムを構築し、自動運転車両が安全な場所で一時停止・再発進できるよう、遠隔監視システムおよび車載システムの改修を行う。これにより、自動運転車両が緊急車両の通行を妨げることなく、他の交通参加者と同様に安全に停止・再発進できることを実証する。


《森脇稔》

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