日産自動車の米国部門がエレクトラム社と提携し、EV向けエネルギーソリューションの購入や設置を行えるワンストップショップ「NISSAN ENERGY Marketplace」を開始する。
同プラットフォームでは、EV充電器、太陽光パネル、蓄電池などの家庭用エネルギーソリューションを取り扱う。エレクトラム社のエネルギーアドバイザーへのアクセスも提供し、全国の認定業者ネットワークからの見積もり比較、地方・州・連邦政府の利用可能なインセンティブの特定、各家庭と予算に合わせたカスタマイズソリューションの設計を支援する。
日産自動車の米国部門のEV変革担当ディレクター、ジョナサン・ミラー氏は「日産では電気自動車以上のものを構築している。より賢いエネルギーの未来を形作っている」と述べ、「NISSAN ENERGY Marketplaceにより、顧客は各世帯の独自のニーズに合わせたツールとサポートでEV所有体験を向上させることができる」と説明した。
この提携は、ニッサンのEV普及とエネルギー革新への幅広いコミットメントを支援するものだ。また、新型『リーフ』の2025年内の米国発売とも連動している。新しいマーケットプレイスにより、顧客は車両をサポートし、カーボンフットプリントの削減に役立つ充電・エネルギーインフラを安心して設置できるようになる。
新しいマーケットプレイスは、日産のEVドライバーに広範囲な公共充電ネットワークへのシームレスなアクセスを提供する「NISSAN ENERGY Charge Network」の開始を含む、NISSAN ENERGYイニシアチブに新たな項目となる。
