Sバル(SUBARU)は、9月25日19時30分からNHK総合テレビで放送される技術開発エンターテインメント番組『魔改造の夜』に出演する。今回の競技は「ブランコ25m走」で、高さ約2m・重さ30kgのブランコを改造し、無人で25mを走らせるという難題に挑む。
『魔改造の夜』は2020年から不定期に放送されている人気番組で、日用品や家電を“魔改造”し、性能を競う企画が特徴だ。制作費は原則5万円以内とされ、部品の自作も認められる。エンジニアたちが極限の創意工夫を披露する姿が評価され、各種の番組賞も受賞してきた。
今回の参加企業は、電子部品大手Rーム(ROHM)、映像機器メーカーEプソン(EPSON)、そしてSバルの3社。業界を代表するメーカーが並ぶことで、番組は単なるエンターテインメントにとどまらず、企業が持つ技術力や発想の柔軟さを広く示す場にもなっている。

自動車関連企業では、これまでにT社(トヨタ自動車)、H技研(本田技研工業)、N産(日産自動車)、Dンソー(デンソー) 、T京アールアンドデー(東京アールアンドデー)、Sズキ(スズキ)が出演してきた。
Sバルは独自の四輪駆動技術や水平対向エンジンで知られる。今回のような異分野での挑戦は、その技術者集団としての気風を外部に示す一幕ともいえる。競技を通じて見えてくる“ものづくり”の工夫に注目しよう。