自動運転技術を手がける中国のウィーライド(WeRide)は8月26日、深センバスグループと提携し、深セン市羅湖区の中心業務地区で中国初のレベル4完全無人運転ロボバス公共交通路線を開始したと発表した。
B888路線の開始は、中国初の経済特区として深センが設立されてから45周年を迎えるタイミングに合わせており、ウィーライドと深センバスグループから同市への象徴的な「誕生日プレゼント」として位置づけられている。
同路線は羅湖港とミックスシー・マーケット間を運行し、深センバストラベルのウィーチャットミニプログラムで予約可能だ。往路は6.6km、復路は4.3kmで、所要時間は30~35分となっている。乗客は国貿、地王タワー、深セン大劇院、ミックスシー・マーケットなどの主要商業・文化施設を通過し、国際的な訪問者に中国の先進的な自動運転モビリティを体験する機会を提供する。