シトロエンとフィアットは、8月29日にドイツで開幕するキャンピングカーショー「キャラバンサロン2025」に、超小型電動車を出展する。
両ブランドは大型キャンピングカーに加えて、最小クラスのモビリティソリューションとして、シトロエン『アミ・バギー』とフィアット『トポリーノ』を展示する。2台の軽量電動車は、車台やEVパワートレインなどを共用。キャンプ愛好家が旅行先での移動手段として活用できる実用的な車両だ。
カートレーラーで簡単に運搬でき、目的地に到着後は航続距離最大75kmで買い物や2人での探索に最適だ。電動モーターは6kW(8.2hp)を発生し、7kWhバッテリーは家庭用コンセントから4時間で充電できる。
最高速度45km/hに制限された仕様では、AMクラス運転免許があれば15歳から運転可能。この特徴により、特に家族での休暇計画がより柔軟になる利点がある。
キャラバンサロンは世界をリードする見本市で、750社以上の出展者がモーターホーム、キャラバン、キャンピングカー、アクセサリー、旅行先などを約25万平方mの展示スペースで紹介する。キャラバンサロン2025は、8月29日から9月7日まで、デュッセルドルフ展示センターで開催される。