中国シノペック、日本の潤滑油市場に本格参入…油研化学と戦略的提携

油研化学がシノペック潤滑油会社と戦略的パートナーシップ契約を締結
油研化学がシノペック潤滑油会社と戦略的パートナーシップ契約を締結全 3 枚

産業用オイル・化学製品の輸入販売を手がける油研化学は8月29日、世界最大級の石油化学企業の中国石油化工集団(シノペック)の潤滑油事業を担うシノペック潤滑油会社と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

【画像全3枚】

本提携により、世界中で高い評価を得ているシノペックブランドの潤滑油を日本市場に本格的に導入し、販売を開始する。日本独自の高い品質要求に応えるべく、これまで培ってきた油研化学の国内販売ノウハウとシノペックのグローバルな製品力を融合させ、日本市場における潤滑油の安定供給と認知度向上を目指す。

日本国内の潤滑油市場は、世界的な標準とは一線を画す独自の発展を遂げており、高い品質要求、低価格、安定供給に加え、日本独自の製品規格やラインナップが存在している。これらの特性は、海外メーカーにとって参入障壁となる一方で、日本市場に適した高度な対応力が求められる環境でもある。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
  2. ポルシェが新型車を予告、『911』シリーズの可能性も
  3. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る