太陽光発電とEV充電器を統合制御、新エネルギー管理サービス開始…Eneliver

Eneliver Solar
Eneliver Solar全 2 枚

Eneliver(エネリバー)は9月3日、太陽光発電と蓄電池、EV充電器・V2Hまで統合管理できるエネルギーマネジメントシステム(EMS)をパッケージ化した「Eneliver Solar」サービスの提供を開始したと発表した。

【画像全2枚】

初期費用0円から導入でき、住宅や施設における電力コスト削減と再生可能エネルギーの自家利用、災害対策への強化を同時に実現する。

国内では電気代が近年大幅に上昇しており(2010年比で約2倍)、気候変動や災害リスクが高まる中、自家消費を目的とした再生可能エネルギーの導入と自立型電源の必要性が急速に高まっている。東京都や神奈川県川崎市などでは、新築建物において太陽光パネルの設置を義務化する取り組みも始まっている。

エネリバーはこれまで、タクシーアプリ「GO」や大手電力会社向けをはじめ、全国の戸建住宅、集合住宅、事務所、商業施設などに、受注残を含めて1000口以上のEV充電インフラを設置・販売してきた。EV充電サービスで培ったエネルギー事業の知見を活かして次世代エネルギー管理システム「Eneliver EMS」を開発した。

「Eneliver Solar」の初期費用0円からの導入プランでは、太陽光パネル、蓄電池、EV充電器・V2H、EMSを一括導入可能。各種補助金やローン・リースの活用により初期負担を軽減し、ゼロ円スタート可能な料金プランも用意している。

高機能エネルギーマネジメントシステム(EMS)を搭載し、発電・蓄電・消費・EV充放電を一元管理。AIと連携し、自動で最適制御を行うことで、電気代とCO2排出量の削減効果を最大化する。EV充放電を含めた統合EMSは国内でも数少ない先進的な仕組みだ。

EMSが最適な電力使用・売電タイミングを自動制御し、導入コスト以上の経済メリットを提供。自家消費率を高め、電力会社からの購入電力を大幅に抑制する。

従来型パネルの他、防塵性に優れたパネルや、ビスで穴開けせずに屋根や壁面に設置可能な超薄型軽量(約5kg/枚)のフレキシブルソーラーも取扱い。これにより、北面屋根や急勾配の屋根、築年数が経過して耐荷重に制限がある建物など、これまで設置が難しかった建物にも太陽光発電を導入できる。

出力保証(20~30年)、システム保証(10~20年)、施工保証(10年)、自然災害補償(10~15年、一部メーカーのみ)を付帯。全負荷型蓄電池で、停電時も安心して電力利用が可能だ。

シーン別の導入メリットとして、戸建住宅では太陽光発電の自家消費をEMSで最大化し、電気代を削減。非常用電源確保や不動産価値向上にも貢献する。集合住宅では電気代削減により住民満足度の向上が期待でき、災害対策の強化や不動産価値の向上、入居率の維持・向上にもつながる。事業所では電気代削減やBCP対策、環境負荷低減への取り組みに対する評価につながり、EMSによって電力使用状況を見える化し、コスト削減を実現する。

今後の展望として、エネリバーはこれまで全国で提供してきたEV充電インフラの設置及び運営サービスと、新たに提供を開始した太陽光パネル・蓄電池の設置サービスに、Eneliver EMSという付加価値を組み合わせて提供することで、持続可能で効率的なエネルギー社会の実現に貢献していく。また、Eneliver EMSは今後も進化を続け、VPPも見据えた、より大規模なエネルギーマネジメントにも対応していく。

《森脇稔》

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