BYDは9月8日、コンパクトEV『ルフィンサーフ』が、ユーロNCAPの最新テストで最高の5つ星評価を獲得したと発表した。
今年春に欧州で発売されたドルフィンサーフは、世界アーバンカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。今回のテストでは4つの主要評価項目すべてで高得点を記録し、コンパクトEVクラスで際立った存在となっている。
ユーロNCAPの公式テストレポートによると、ドルフィンサーフは側面衝突テストで優れた保護性能を示し、成人乗員保護で82%、子供乗員保護では86%の高スコアを獲得した。
歩行者などの交通弱者保護では76%、安全支援システムでは77%の評価を受けた。自動ブレーキシステムは自転車や二輪車への反応が良好で、運転者監視技術や車線逸脱防止システムも高く評価された。
この5つ星評価により、ドルフィンサーフはコンパクトEVクラスで競合他車を上回る安全性能を実証した。BYDにとっては2022年の欧州乗用車市場参入以来8車種目の5つ星評価となり、同社の包括的な安全技術への取り組みが改めて証明された、としている。