ホンダは9月12日、新型軽乗用EV『N-ONE e:(エヌワン イー)』を発売する。グランドコンセプトは「e: Daily Partner(イーデイリーパートナー)」、毎日の暮らしに寄り添う存在を目指して開発された。
●使いやすさを重視した室内
ガソリン仕様の『N-ONE』で好評の広い室内空間はそのままに、N-ONE e:でも大人4人が快適に過ごせる。後席は倒してフラットにしたり、座面を跳ね上げて背の高い荷物を積んだりと、用途に合わせて自在にアレンジ可能。毎日の買い物から週末のレジャーまで対応できる。
運転のしやすさにも工夫がある。ハンドル位置を調整し、より自然な姿勢で運転できるようにしたほか、前方の見通しを良くするデザインで、街中の運転も安心だ。全高は1.55m以下に抑え、多くの立体駐車場に入る点も便利だろう。
●シンプルで親しみやすいデザイン
外観は従来のN-ONEをベースに、N-ONE e:ではEVらしい清潔感をプラス。内装は視界を広く感じられる工夫がされ、スッキリとした雰囲気に仕上がっている。ナビをあまり使わない人向けに、インパネをフラットにしたシンプルな仕様も選べる。
●日常にちょうどいい航続距離
N-ONE e:が1回の充電で走れる距離はWLTCモードで295km。買い物や通勤、子どもの送り迎えなど、普段の生活で使うには十分な距離だ。さらに、V2H(Vehicle to Home)に対応しており、災害時やアウトドアでは家庭用電源としても役立つ。