トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社は9月15日、東京都江東区青海に建設した「TOYOTA ARENA TOKYO」の開業記念式典を開催した。
同アリーナは「可能性にかけていこう」のコンセプトの下、スポーツや音楽といったジャンル、さらには世代の境界を越えて、挑戦するすべての人が世界へと羽ばたく聖地になることを目指している。
スポーツ分野では、アルバルク東京のホームアリーナとしての利用に限らず、競技人口の少ない種目やパラスポーツにおいても挑戦の機会を提供し、全てのアスリートへ門戸を開いている。また、日本から世界に挑戦する若手アスリートの登竜門として、Bリーグのユース大会や、小中高生の全国大会の誘致を行い、次世代アスリートの憧れの場所になることも目指す。
音楽などのエンターテインメントでは、日本のコンテンツを世界に発信すべく、未来を切り開いていく若手アーティストが「次の一歩」を踏み出す場所となることを目指す。来年には、同アリーナがMusic Award Japan 2026の開催地となる予定だ。
また、東京都や周辺事業者と連携し、エリア内で次世代モビリティ「e-Palette」などを活用した新たなモビリティサービスを導入することで、エリア内の周遊性向上に加え、まちの活性化とにぎわいづくりに挑戦する。
式典には、小池百合子東京都知事や島田慎二ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ代表理事CEO、トヨタ自動車の豊田章男会長、トヨタ不動産の山村知秀社長、トヨタアルバルク東京の林邦彦社長らが出席した。
同アリーナの開業日となる10月3日には、アルバルク東京ホームゲーム開幕戦を予定しており、10月11日、12日には、「Official髭男dism」を迎えた音楽ライブこけら落とし公演の予定だ。
施設所在地が東京都江東区青海、敷地面積約2万6446平方m、延床面積約3万8039平方m、地上6階地下1階建て、収容客数約1万人となっている。