「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線

マツダ CX-90 の3.3ターボS「プレミアムスポーツ」
マツダ CX-90 の3.3ターボS「プレミアムスポーツ」全 5 枚

マツダの米国部門は9月5日、3列シートの最上位SUV『CX-90』の2026年モデルを発表した。車内テクノロジーのアップデートや「3.3ターボS」に新設された「プレミアムスポーツ」グレードが目玉だ。日本にはないモデルだが、SNSでは「アレクサ標準装備は嬉しい」「国内でもガソリンターボ追加して」など注目を集めている。

【画像】マツダ『CX-90』2026年モデルの「プレミアムスポーツ」

マツダはラージプラットフォーム商品群として、後輪駆動を採用した上級SUVを展開している。数字の大きなものから「CX-90」「CX-80」「CX-70」「CX-60」があり、このうち90と70が主に北米向けたより大柄なモデルで、80と60が欧州や日本向けとなっている。

今回のCX-90の2026年モデルでは、アレクサ音声コマンドが標準装備となり、車内テクノロジーが向上した。また、顧客価値を高めるパッケージ変更と、新色ポリメタルグレーメタリックが追加された。

注目は「3.3ターボS」モデルに新設された「プレミアムスポーツ」グレードだ。ブラックアウトされた外装テーマが特徴で、ピアノブラックのハニカムメッシュフロントグリル、ブラッククロームのシグネチャーウイング、ブラック21インチホイールなどを装備する。

搭載エンジンは、マツダが開発した量産ガソリンエンジンで最も強力なe-スカイアクティブG 3.3リットル直列6気筒ターボ。推奨91オクタンプレミアム燃料使用時は最高出力340hp、最大トルク369lb-ftを発生する。レギュラー87オクタン使用時でも319hpを発揮し、EPA推定燃費は市街地23mpg、高速道路28mpg、総合25mpgを実現している。

全ての3.3ターボSモデルには、スポーツ、オフロード、トーイングモードを含むMi-ドライブモードが装備され、マツダ純正トーイングアクセサリー装着時の最大牽引能力は5000lbsに達する。

プレミアムスポーツは8人乗りレイアウトのほか、2列目キャプテンシートを選択した7人乗り仕様も用意される。標準装備には12.3インチフルセンターディスプレイ、Bose製12スピーカーオーディオシステム、パノラミックムーンルーフなどが含まれている。

X(旧Twitter)では、「CX-70とCX-90のワイドボディとブリブリのフェンダーは大正義」「国産モデルももっと張り出して良いのよ」など、CX-90のワイドで迫力あるデザインが改めて注目されている。

2026年モデルについては「アレクサ標準装備は地味に嬉しいな」といったコメントが上がり、国内で販売されるモデルへの展開も期待される。

また「プレミアムスポーツ」が追加されたことで脚光を浴びているのが、3.3リットル直列6気筒ターボガソリンエンジンだ。「91オクタンということはレギュラーでも直6乗れるのか」といったコメントのほか、「ガソリンターボ 国内では難しいのかね」「国内仕様の他車にももっとガソリンターボ追加しておくれよ」など、国内展開への要望の声が多く寄せられている。

《宗像達哉》

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