アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに

アウディ A1 & Q2 後継のEVプロトタイプ
アウディ A1 & Q2 後継のEVプロトタイプ全 18 枚

アウディが、エントリーレベルの電気自動車(BEV)をテスト中であることが確認された。現時点では“答え”よりも“疑問”の方が多いが……。

【画像18枚】VWにしか見えないアウディの新型プロトタイプ

アウディの新型EVは、4万ユーロ(約695万円)で発売が予定されている。フォルクスワーゲンが『ID.ポロ』と『ID.クロス』を用意しているように、アウディも『A2 e-tron』と『Q2 e-tron』という2つのバリエーションを展開すると予想されている。

スクープ班が捉えたプロトタイプは、次期e-tronモデルの技術プラットフォーム(ミュール)として、フォルクスワーゲン『ID.3 GTX』をベースとしている。ボディはベース車からあまり改造されていないようで、目立った特徴はない。変更点はよりスポーティなホイールとカモフラージュされたインテリアぐらいか。

手がかりとなる情報はわずか。以前、アウディのゲルノット・デルナーCEOはこの新型車を「『A3』と同クラスの電気自動車」と表現していた。これによれば、車名が「A3 e-tron」になる可能性も捨てきれないが、前述のA2 e-tronやQ2 e-tronも有力候補だ。

アウディの新型EVのプラットフォームは、おそらく「MEB+」を採用すると思われる。このプラットフォームは、次期フォルクスワーゲンID.ポロにも採用され、電気自動車プラットフォームの「次の進化段階」と謳われている。2種類のバッテリー容量と4種類の出力設定が用意される予定だ。

VWは、まだ詳細を明らかにしていないが、最高出力226ps/166kWを発揮する「ID.ポロGTI」の存在はすでに発表している。ミュンヘンモーターショーで初公開されたID. クロス・コンセプトで示唆されていたように、最高出力211ps/155kWのバリエーションが登場しても驚きではない。これらの数字がアウディの新型EVについても参考になるだろう。

現行「A3スポーツバック」の全長は4350mmだが、アウディの新型EVは大幅に大型化する可能性があり、4053mmのVW ID. ポロや4161mmのVW ID. クロスよりもかなり大きくなると噂されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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