「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く

ホンダのフルサイズ電動バイク『WN7』
ホンダのフルサイズ電動バイク『WN7』全 14 枚

ホンダの欧州部門が9月16日、同社初となるフルサイズの電動バイク『WN7』を正式発表した。このニュースにSNSでは、「本気の電動二輪が出てきた」「車の充電器使えるのはいいね」などのコメントが寄せられ話題となっている。

【画像】ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』

このモデルは、2024年のEICMAで「EV FUN Concept」として披露されたプロトタイプの市販版であり、2025年末に生産を開始、2026年初頭にはディーラーに並ぶ予定だ。『WN7』の名称は、開発テーマ「Be the Wind」の頭文字「W」、ネイキッドバイクを示す「N」、出力クラスを表す「7」から命名されている。

WN7は固定式のリチウムイオンバッテリーを搭載し、130kmを超える航続距離を実現。充電には自動車用のCCS2規格に対応し、20~80%の充電をわずか30分で完了できる。家庭用の6kVAウォールボックスを使えば、フル充電も3時間以内で可能だ。パワートレインには18kWの水冷モーターを採用し、600ccクラスの出力と、1000ccクラス相当の100Nmの高トルクを発揮。さらに、初心者向けにA1ライセンス対応の11kWバージョンも用意されている。

静かでスムーズな走行性能に加え、振動や排出ガスがないというEVならではの魅力に、ホンダ独自の乗り味と品質が融合。5インチTFTディスプレイにはRoadSync接続やEV専用メニューも備わっており、前後のLEDライトも標準装備されている。

そんな新型EVネイキッドにSNS(旧Twitter)上では、「本気の電動二輪が出てきた」「かっこいい!」「実際に走ってるところは見てみたい」などのコメントで賑わっている。

さらに「足つきは良さそう」「車の充電器使えるのはいいね」「スペック早く見てみたい」といった期待の声がある一方、関心を集めているのが航続距離だ。「バッテリーいかついなぁ でも航続距離が130km…」「パワーはそこそこで良いので距離が走れるのが出ると受けそう」など、“130kmを超える”とされる航続距離に不足を感じるユーザーも少なくないようだ。

詳細なスペックは2025年のEICMAで発表予定で、現在はホンダ公式サイトを通じて予約受付が始まっている。

《三国 洸大郎》

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