希少な名車が名所旧跡をたどって愛・地球博記念公園へ…Gulf 愛知ノスタルジックカー大行列&キッチンカー祭り!2025

Gulf 愛知ノスタルジックカー大行列&キッチンカー祭り! 2025
Gulf 愛知ノスタルジックカー大行列&キッチンカー祭り! 2025全 59 枚

愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)をメイン会場に9月6日と7日、「Gulf 愛知ノスタルジックカー大行列&キッチンカー祭り! 2025」が開かれ、内外の名車によるプチ・ラリーや展示などが行われた。

【画像】59枚、ノスタルジックカー

東海地区最大級のクラシックカー展示と、地元・全国の食文化が楽しめるキッチンカーの祭典をうたうイベント。ノスタルジックカーフェスティバル実行委員会及び手羽先サミットR実行委員会の主催。「人と自然との共生」という愛・地球博の理念を受け継ぎ、クラシックカー文化を次世代へ継承することと、持続可能な社会を目指したという。

メイン会場はモリコロパーク。サブ会場は、6日は名古屋市中区の東別院、7日は東区の徳川園で、それぞれに集合・展示されたクルマがコマ図を使ったラリー方式で名古屋城など名古屋市内の名所旧跡を巡りながら走行する「THE徳川RUN」を実施。沿道から手を振られながら往年の名車たちがモリコロパークへ向かった。

車両の参加資格は、2005年以前に製造・販売された自動車、及びそのレプリカモデル(2輪も可)、また1970年から万博開催年に製造・販売された車両というもの。戦前のライレー『ナインSP』(1934年)から360cc時代の軽自動車マツダ『シャンテ』(1973年)などと、バラエティに富んだラインナップとなった。

国産車は、オリジナル塗装を保った日産『スカイライン』GT-R(1973年)や、スペシャルティカーとSUVを融合させたいすゞ『ビークロス』(1999年)、当時のドイツ製BBSホイールを履いたトヨタ『ソアラ』(1989年)など、外国車は、希少なO・D(オーバードライブ)を搭載したトライアンフ『ヴィテス・コンパーチブル』(1968年)や、オリジナルを保ったマセラッティ『カムシン』(1974年)、美しい総アルミニウムボディのブリストル『403』(1953年)など、見応えのあるクルマばかり。

イベント前日は台風通過により一部の道路が不通になるなど、参加車の集まりが懸念されたものの、当日は暑すぎるほどの晴天に。エアコンの無い車両も多かったが、満を持して関東や関西からも大勢のクルマが集結してきた。

「東別院は初めてで趣が素晴らしかった」というスバル『アルシオーネ』(1987年)のオーナーは、今回3回目の参加。この車両としてはちょっと珍しいFFの5速MTグレードで、その空力性能とも相まって快適な高速巡行を楽しんできたという。「(イベントも)暑かったけど、色んなクルマと知り合いにも会えて良かったです」と話していた。

《嶽宮 三郎》

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