自動車部品製造でCO2排出量を「見える化」、ミクニが新たな取り組み開始

「製品のCO2ラベリング」の検証
「製品のCO2ラベリング」の検証全 1 枚

ミクニとフューチャーアーティザンは9月25日、製品・サービスにおける二酸化炭素(CO2)排出量を「見える化」する新たな取り組みとして、「CO2ラベリング」の検証を共同で開始したと発表した。

ミクニでは、「私たちは、『地球的視野にたつ』を共通認識として捉え、環境や社会との共存並びに次代の共栄のため持続可能な社会の実現に貢献します。」との環境基本理念を掲げ、製品の設計から開発、製造、販売、使用、廃棄に至るまでの過程をものづくりと考え、環境負荷を低減し、環境保護に貢献する活動に取り組んでいる。

自動車産業は、部品一つひとつの製造過程において多くのエネルギーを消費し、全体として大きなCO2排出源の一つとされている。特に、自動車部品の製造工程の鋳造、機械加工、熱処理、組立といった各プロセスにおける環境負荷は、車両全体のカーボンフットプリントに大きく影響を及ぼす。


《森脇稔》

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