ホンダのあのクルマにそっくり? ヒット作となった初代ルノー『トゥインゴ』【懐かしのカーカタログ】

ルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログ
ルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログ全 11 枚

初代ルノー『トゥインゴ』は1992年10月のパリモーターショーに登場、翌93年からフランス本国を始め欧州で発売、日本市場ではヤナセ100%出資のフランス・モーターズより95年8月に発表、9月に発売された。

【画像全11枚】

運転席エアバッグ、エアコン、ラジオカセットなどを標準とし、134万円(5速MT、2ペダルのイージーは139万円)の設定だった。

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それまでの『クリオ』(日本名『ルーテシア』)よりさらにコンパクトなトゥインゴは、モノスペースボディをコンセプトとした。3425mmの全長に対し68%の比率のホイールベースは2345mmの長さ。

当時の広報資料には、モノスペースコンセプトについて“いくつかのメーカーがそのメリットに気づいていることも事実。長いルーフを持つクルマも、似たスタイリングに見えるかも知れません”とあり、当時の初代ホンダ『トゥデイ』をルノーが認識していたこともわかる。発露はどうであれ、チャーミングなスモールカーであったことには変わりはない。

ルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログ

ボディカラーも“虹の色は7色だがトゥインゴには8つの色がある”として、スタイルを引き立てるカラフルなバリエーションは用意された。

インテリアはシンプルで清々しいデザインと機能性の高さが特徴だった。インパネにはコンパクトにまとめられたデジタルメーターや、モグラ叩き(?)のようなハザードランプスイッチを備えた。

ルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログルノー・トゥインゴ(初代)当時のカタログ

当時のルノーらしい、フカッとした座り心地のシートは表皮に“雲の柄”があしらわれたもの。後席は最大17cmのスライド機構を備え、居住空間が自在に変えられたほか、二つ折りにさせてラゲッジスペースを最大限に活用させられるようにもなっていた。

搭載エンジンは1238ccの4気筒(52ps/9.1kgm)。トランスミッションは5速で、通常のMTのほか、ドライバーがシフトレバーの操作とアクセルを緩めるのを検知するとクラッチを切る仕組みの、2ペダルの“イージー”が用意された。

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《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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