ヴァレオ、電動車両の騒音低減に向け産学連携チェア設立…高周波ノイズ低減へ

ヴァレオが仏アール・エ・メティエ(国立工芸院)との戦略的パートナーシップを拡大
ヴァレオが仏アール・エ・メティエ(国立工芸院)との戦略的パートナーシップを拡大全 1 枚

ヴァレオは、仏アール・エ・メティエ(国立工芸院)との戦略的パートナーシップを拡大し、「電動パワートレインの振動音響」に特化した新たな産学連携チェアを設立すると発表した。

両者は2018年から7年間にわたり「将来のアブソーバーのための非線形ダイナミクス」をテーマとした共同研究を実施してきた。今回の新チェアは、電動車両特有の高周波ノイズの管理と低減を通じて、より静かで効率的な電動モビリティソリューションの提供を目指す。

アール・エ・メティエのクリストフ・ジロー・オーディーヌ教授は「電動モーターの特徴的な高周波ノイズは人間の耳に容易に検知され、乗客にとって不快であり、顧客が重視する静粛性という重要な品質を損なう」と指摘している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  3. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
  4. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る