さらばコペン、ダイハツの匠が組み上げた唯一無二の軽オープンカー【懐かしのカーカタログ】

ダイハツ・コペン(初代)当時のカタログ
ダイハツ・コペン(初代)当時のカタログ全 12 枚

初代ダイハツ『コペン』が発売されたのは2002年6月。初出は1999年の東京モーターショーで、“Kopen”の名で登場したこの時のモデルは、ドアミラー、ドアハンドルなど、一部ディテールが異なったものの、外観はほぼ市販車そのものだった。

【画像】ダイハツ・コペン 初代当時のカタログ

最大の特徴は軽自動車初のアクティブトップ(電動開閉式ルーフ)と呼ばれたハードトップの採用。ルーフ部とリアウインドゥ部の2分割構造になったアルミ製で、手動で2箇所のロックレバーを外し、コンソールのスイッチを押せば、20秒ほどで“行程”は完了。油圧ポンプで作動する仕組みで、4つのモーターによりサイド&クォーターウインドゥを駆動。

ダイハツ・コペン(初代)当時のカタログダイハツ・コペン(初代)当時のカタログ

ボディは剛性と軽量化に配慮。上屋ではアクティブトップのルーフほか、ボンネット、トランクリッドにアルミが採用された。

またディタッチャブルトップも用意された。カタログの後半に小さく写真が載っており、ボディ色がシルバー、レッドの場合はボディ同色、その他はブラックの計3色を用意。車重はアクティブトップに対し30kg軽量で、トランク容量は、アクティブトップのクローズド時と共通と記されている。

ダイハツ・コペン(初代)当時のカタログダイハツ・コペン(初代)当時のカタログ

サスペンションには別体タンク付き分離加圧リヤダンパーも設定(スポーツパック)されるなどした。エンジンは4気筒ツインカム16バルブターボ(47kw/110N・m)を搭載、5速MTと4速ATを用意。生産は大阪・池田の本社工場の、匠集団の工房といわれたエキスパートセンターで、高技能者による手作業の工程が実施された。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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