車内センシング技術、欧州プレミアムメーカー向けに量産開始…STマイクロとTobiiが共同開発

STマイクロとTobiiが共同開発した車内センシング技術
STマイクロとTobiiが共同開発した車内センシング技術全 1 枚

アイトラッキング技術を手がけるトビー(Tobii)と、半導体大手のSTマイクロエレクトロニクスは、欧州のプレミアム自動車メーカー向けに先進車内センシングシステムの量産を開始したと発表した。

このシステムは、昼夜を問わず広角で高品質な画像を提供する単一カメラソリューションで、次世代のドライバーと乗員監視機能を実現する。トビーの車載事業部門であるトビー・オートセンスのエイドリアン・カパタ上級副社長は「画質が重要であり、STとの強力な協力により、単一カメラソリューションで厳格な安全基準を満たしながら、ユーザー体験を向上させる独自のバランスを実現した」と述べた。

STマイクロエレクトロニクスのイメージング・サブグループのアレクサンドル・バルメフレゾル執行副社長兼ゼネラルマネージャーは「トビーとの密接な開発・統合協力により、信頼性が高く使いやすい新世代の車内センシング技術を創出した」とコメントした。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る