自動運転技術を手がける中国ウィーライド(WeRide)は、ラス・アル・ハイマ運輸庁(RAKTA)との提携により、ロボタクシーGXRとロボバスのパイロット運行を開始したと発表した。
これはウィーライドにとってラス・アル・ハイマ首長国での初の展開であり、UAE内での事業を第3の首長国まで拡大することを意味する。このパイロット事業では、ウィーライドの自動運転車両をラス・アル・ハイマの公共交通システムに統合し、国全体での本格的な商用化に向けた基盤を築く。
ロボバスは、ラス・アル・ハイマの急成長する観光・ライフスタイル拠点であるアル・マルジャン島の9つの停留所で運行を開始する。ルートはメーベンピック・リゾート、ハンプトン・バイ・ヒルトン、プルマンホテルなどのホテルやリゾート、ランドマークを結び、将来的にはミナ島への延伸も計画されている。