NTTドコモビジネスとNTTは10月8日、自動運転レベル4の遠隔監視を支える通信安定化ソリューションの提供を開始すると発表した。
IOWN技術を活用し、無線品質の予測に基づく複数回線によるマルチパス通信制御とデータ連携システムを組み合わせることで、高信頼かつ低遅延な通信の技術実証に成功した。
地域の公共交通では運行業務の担い手不足が深刻化しており、自動運転レベル4の社会実装に向けた取り組みが全国で加速している。自動運転向けの通信では、基地局の切り替えやエリアの干渉により無線品質が一時的に不安定になり、遠隔監視の映像が途切れるなど走行の安全性に影響を及ぼすリスクが顕在化していた。