アンリツが自動運転試験ソリューションを展示予定…CEATEC 2025

アンリツがCEATEC 2025に出展予定
アンリツがCEATEC 2025に出展予定全 4 枚

アンリツは、10月14日から17日に千葉市の幕張メッセで開催されるCEATEC 2025に出展する。

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創業130周年を迎えたアンリツは「その挑戦をアンリツとともに『はかる』を超え、持続可能な未来を拓く」をテーマに、これまで蓄積した技術と最新技術を活用して、さまざまな社会課題の解決をCEATECにおいて提案する。

また、CEATEC 2025のSpecial Exhibits(企画展示)の一つであるAX(AI Transformation)パークでも、アンリツのソリューションを紹介する予定だ。

主な展示内容として、アンリツグループの提供技術を融合した自動運転試験ソリューションを披露する。EV車のバッテリーや駆動系のシミュレーションでは、Power HIL(Hardware In the Loop)を紹介。電源計測・シミュレーション技術を活用し、実車両試験と同等の精度でのEVバッテリーや駆動系の性能試験を可能にする。

車載通信ユニットの通信制御シミュレーションでは、実車両を用いたHILアプローチを採用している。通信により収集されたさまざまなデータの統合や加工を通じて車載通信ユニットの「認知・判断・制御」をシミュレーションする。

食品業界向けX線検査機AI(人工知能)判定機能も展示する。X線検査機はX線透過画像を用いて、独自の複合アルゴリズムにより微小な異物や形状不良を検出する。AI判定機能を搭載すれば、膨大な不良品パターンの特徴を学習して、従来にないアルゴリズムも実装可能となるという。その結果、検出精度の向上に加え、誤検出の低減が期待できる。

衛星通信、フィールド検証、ドローン通信試験の取り組みも紹介する。今年、新たにサービスが開始されたStarlinkによる衛星通信のフィールド検証、高度モビリティ電波伝搬シミュレーションと通信ラボ評価環境、ドローンの安全な輸送路確保のための電波環境検証などの取り組みを紹介する。

さらに10月17日開催予定のコンファレンスでは、「未来のクルマをつくる ~EV開発を加速するアンリツの取り組み~」と題して、電動モビリティの進化を支えるアンリツグループの取り組みを解説する。

《レスポンス編集部》

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