アルファロメオ『トナーレ』に改良新型、スーパーカー『33ストラダーレ』着想の新グリル採用…米国発表

アルファロメオ・トナーレ 改良新型
アルファロメオ・トナーレ 改良新型全 10 枚

アルファロメオは、プレミアムコンパクトSUV『トナーレ』の改良新型を米国で発表した。

【画像】アルファロメオ・トナーレ 改良新型

象徴的なイタリアンデザイン、クラス最高レベルの走行性能、最先端技術を融合したトナーレは、大胆な新特別仕様車、3つの新外装色、洗練されたインテリアを導入し、アルファロメオのパフォーマンスとスタイルへの揺るぎないコミットメントを示している。

新しいフロントマスクは、アルファロメオのスーパーカー『33ストラダーレ』にインスパイアされた凹型スクデットグリルを特徴とし、アルファロメオの「必要な美」デザイン哲学の現代的解釈となっている。より攻撃的なトリローブ下部インテークは、改良新型トナーレのスタンスとワイドさを強化し、『ジュリアGTA』などのモータースポーツレジェンドとのつながりを示している。

フロントオーバーハングの短縮と前後トレッドの拡大が含まれ、トナーレのアスレチックなスタンスを向上させている。20インチの3穴デザインを含む新しいホイールデザインがラインナップに加わり、新しい黒と白のアルファロメオエンブレムがモダンなエレガンスを追加している。

特別仕様車「スポーツスペチアーレ」は、トナーレのラインナップの頂点を表し、サイドスカートとリアバンパーにシルバーアクセント、光沢ブラックのブレンボブレーキキャリパー、コントラストブラックルーフを装備している。新しい20インチホイールは、クラシックな電話ダイヤルテーマの現代的解釈でありながら、従来の5穴デザインより軽量だ。

内装では、スポーツスペチアーレが白いステッチとブラックアルカンターラのダッシュボードを備えた専用ブラック・パールのアルカンターラトリムシートで質感を向上させている。

改良新型トナーレの内装は、高級素材、色、仕上げで思慮深くリフレッシュされている。トナーレで初めて、赤いステッチを備えた大胆でスポーティな赤革シートが選択可能だ。

改良新型トナーレのカラーパレットは、3つの新しい鮮やかな追加色を含む8つの表現豊かなシェードを提供する。ロッソブレラ、ヴェルデモンツァ、ジャッロオクラ。これらの新色は、トナーレの彫刻的表面を強調し、アルファブラック、ミラノホワイト、グリジオアスカリ、ヴェルデファンジオ、ミサノブルーに加わる。

最適化された重量配分を持つバランスの取れたシャシー、選択可能な4ピストンブレンボフロントブレーキ、新しいワイドトラック、13.6:1の比率を持つセグメント最も直接的なステアリングが、優れたコーナリング性能とロールとアンダーステアを減少させる。

2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、268hpのパワーと295ポンドフィートのトルクを発生。9速オートマチックトランスミッションとQ4全輪駆動システムと組み合わせる。パフォーマンスは、利用可能なデュアルモードサスペンション、アルミニウムシフトパドル、アルファDNAセレクターによってさらに増幅され、ドライバーが好みの運転スタイルにトナーレを調整できるようにする。

改良新型トナーレはスプリント、ヴェローチェ、スポーツスペチアーレが用意される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  2. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  3. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
  4. BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る