キアPBVジャパンは、ジャパンモビリティショー2025に出展すると発表した。
同社は、ヒョンデ傘下のキアがEV専用プラットフォームを採用して開発したEVバンのラインアップ『PBV(Platform beyond Vehicle)』を日本で販売・アフターサービスを提供するため、双日株式会社の100%子会社として設立された。
今回の展示では、PBVの第一弾モデルとして2026年春に日本で発売される予定の『PV5カーゴ』と『PV5パッセンジャー』の2車種を展示する。また参考出品として、PV5パッセンジャーをベースに開発された車いす仕様車『PV5 WAV(Wheelchair Accessible Vehicle)』も展示される。
PV5カーゴは2人乗りで、環境に優しい新しい物流ソリューションとして開発された。低床設計により貨物の容易な積み下ろしが可能で、EVとしての快適な走行性能は運転者の疲労を軽減する。運転席からの視認性と充実したADAS(先進運転支援システム)が安全運転に貢献する。
PV5パッセンジャーは、EVアーキテクチャの利点を活かして室内空間を最適化し、大人5名がゆったりと座れるスペースを確保。旅客輸送から個人のニーズまでシームレスに対応できる多目的ソリューションとして開発された。
ブランドゾーンでは「Sustainable Mobility Solutions Provider(SMSP)」として、持続可能なモビリティソリューションを提案・提供する企業としてのキア社のビジョンとミッションを解説。地球環境に配慮した10種類の素材も展示する。さらにPV5の多彩なカラーバリエーションや自分好みにカスタマイズできるアクセサリ「AddGear」を体感できるコーナーも設置する。
プレスデーの10月29日午後2時15分からは、キアのキム・サンデ副社長、双日の藤本昌義会長、キアPBVジャパンの田島靖也社長によるプレスカンファレンスを開催。キアのビジョンとPBV、そして新しいモビリティの日本での発売についてプレゼンテーションを行う。




