自動車技術会は、10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2025に、学生フォーミュラ日本大会のブースを出展すると発表した。
学生フォーミュラ日本大会は、大学・短大・高専などの学生がチームを組み、約1年間にわたり企画・設計・製作したフォーミュラスタイルの小型レーシングカーで競い合う日本最大級の学生ものづくり競技だ。
今回のブースでは、2025年大会でICV(内燃機関)クラス1位となり経済産業大臣賞を受賞した京都工芸繊維大学学生フォーミュラチームGrandelfinoと、EVクラス1位で国土交通大臣賞を受賞した名古屋大学フォーミュラチームFEMの競技車両を展示する。
展示期間中は、各チームの学生メンバーが活動内容や開発の取り組みについて紹介する予定だ。
また、大会参加チームが実際にトレーニングで使用している学生フォーミュラシミュレータも体験展示する。来場者は2025年大会の動的審査コースをバーチャル体験でき、体験者には「学生フォーミュラトレーディングカード」をプレゼントする。
第23回となった学生フォーミュラ日本大会2025は、今年9月上旬に愛知県常滑市のAichi Sky Expoで開催され、海外チーム11チームを含む83チームが参加した。大会には約230社の企業・団体が協賛し、延べ約2万3500名が来場している。




